春よ来い 

mantaWritten by

20141112kanban

 平成23年が間もなく終わります。
今年一年は、公私共に忘れる事の出来ない出来事に翻弄され、行き場を失いかけた方も多くあったように思います。私自身も、父方の出身が宮城県の亘理地区だったために、緊急ニュースで流れたヘリの空撮を見て言葉を失いました。現実の映像なのか嘘なのか。人間は、急激なショックに対し自然に自分自身を守ろうと、現実を拒絶する行動に出る事があると聞きます。映像は、確かに東北で起きている災害だが、何か別の次元で起きているんじゃないかとも思ったりもしました。宮城県に出向くとき利用した、仙台空港が水没しているのを見て少しずつ現実が理解できるようになったように思います。
 まだまだ、日本は完全に機能していませんし、放射線の問題も解決には至ってません。食の安全も何故か疑心暗疑が蔓延し、原発周辺の生産地の食品に対して根拠の無い風評が、更に東北地方の復興の足を引っ張っているのも悲しい事実です。
 自然に対して、やはり畏怖の心は忘れてはならないと思います。全てが私たち人間中心で回っていることでは無い事を、来年は更に深く考えていかなければならないと思います。食に対しても同じだと、私自身は考えています。年が明けると、春の季節も見えてきます。長く険しい道程ではありますが、春はやって来ます。私たちの心にも春がやって来るのを願ってやみません。
 今年一年のご愛顧誠に有難うございました。来る年の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
鹿児島黒豚しゃぶしゃぶ 万太