山岡と雄山

mantaWritten by

20141112kanban

「美味しんぼ」が25年続いたストーリーについに終止符。究極と至高の「食」を主題とする食べ物の漫画で僕も愛読書の一つだけど、最初の頃は、食というよりどちらかと言えば、親子の確執が前面に出たストーリーだったが、近頃は、奥さんのゆうこさんが段々と巾をきかせ義父の雄山に物申すシーンが度々見られるようになり、山岡も雄山もゆうこ夫人には、あまり強くモノが言えなくなってきていたのは事実。奥さんが双子の母としての責任感が段々と強くなり、家を守るため義父と夫に和解に向けて着実に努力していた結果だろう。と、普通のストーリー的には素直に取る流れだろうが、実際は25年の長さに無理があったと言っていいだろう。食を主題とするストーリーゆえ、食にも限りがあるわけだから、普通の漫画と同じような展開は無理が出てしまう。25年前は、食のブームとしての価値観を求めていたこの「美味しんぼ」だけど、近頃は「食の安全」にも力を注いでいたストーリーになっていたように思える。
 しかし、作者の雁屋さんがブログで書いていたこの文章「私は、地方を回る毎に、地方がどんどん疲弊していっているのを痛感する。地方の人口が減り、なかんずく若者の数が減っていると言う事実に激しい悲しみを覚える。このままでは日本は、根っこを失う。日本の根っこは地方にある。都会に人間生活の真実はない。都会は地方という土壌から栄養を摂って咲く花である。地方が疲弊してしまったら、都会も疲弊する。もう、その兆候は日本中顕著に表れている。文化の中で、一番人間に密接しているのは食べ物である。だから、郷土料理は日本の宝物として、大事にし、後世に伝える義務が我々にはある」と、考えさせる事を書いている。
黒豚料理も郷土料理の一つだ。万太も黒豚の素材を大切にする仕事に励まなければ
鹿児島黒豚 万太