黒豚

mantaWritten by

20141112kanban

 黒豚をなぜ取り扱ってるのですかとお客様にたまに質問される。そりゃ、美味いからですよと言ってしまえばそれまでだけど。僕には黒豚と出会った思い出があるわけで、そこが一番この黒豚万太を始めるきっかけだろう。この店を始めたのが8年前だから、その更に前、霧島で食べた黒豚の味があまりにも美味しくて衝撃的な黒豚との出会いだった。その時は、焼酎にしても黒豚も今のようなメジャーとまではいかなかった。個人的には、メジャーブランドというのはあまり好きな言葉ではないのだが。で、それを食べるときに黒豚の知識も何もなかった。ただ単に「豚」を食べに行こうという純粋な気持ちで霧島に行き、その「豚」を食した。先入観がなかったのが今の自分とって幸いしたと思っている。先入観無しで、美味いか否かが食に関しては全てと僕はいつも考えている。補足するものとしては、食の安全は絶対条件だが。別の思い出といえば、妻の実家で作ってくれた義母のおはぎが世界で一番美味いお菓子と思い、幸せに浸った時間は永遠だ。誰が言ったかは知らないが、料理は愛情なのだ。作る側の愛情なくして料理は美味しくなれないが僕の信念。しかし、僕も普通に気分の浮き沈みはあるわけで、そんな時は味に反映してるだろうと反省する事も多い日々。鹿児島黒豚 万太