街の色

mantaWritten by

20141112kanban

 先日、故郷に帰った際に色々と用件があったのでJR駅のみどりの窓口で、レンタサイクルを借りた。自転車を借りた理由は、タクシーに乗るにはちょっと近すぎるけど、歩くには遠い場所もあったので自転車に乗ってみることにした。故郷の街を自転車で走る事自体がここ暫く全くなかったので、違う目線で街を見ることが出来て結構楽しかった。車でもなくバイクでもない、人間の走るスピードよりやや速い自転車で街を行くと、街が持つ香りを感じる事が出来て結構新しい発見でもあった。自分も含め殆どの人は、仕事場と家を往復するのに決まった交通機関を利用していると思う。この毎日決まったものを使う時は便利だが、逆にある時は自分の感覚を鈍らせる道具にもなっている。AからBに変化する方法を変えることにより、感覚が覚醒されるメリットを自分は忘れていたようだと反省もした。簡単に言えば、ワンパターン。ちょっと大げさに言えば、仕事も通勤も毎日同じであると、感性が鈍り精神も肉体も老けてしまう、守り一筋の人生になってしまう感じもする。通りの裏を走ってみたら、お昼時とか通りの家のご飯の香りも漂っていたりしてなかなか情緒溢れる感じだったし、目線の変化もモノを見る感覚が違う目新しさを与えてくれた良い日だった。 鹿児島黒豚 万太