夜明け

mantaWritten by

20141112kanban

  冬至が過ぎたばかりなのでまだ夜明けは遅いし、ここ福岡の冬はどちらかと言えば鉛色の空が多いのが特徴。高速道路でもちょうど九州道の基山を境にして空の色が変わり始める。南九州の冬は、寒い寒いと言いながらも空を見ると青空が大体見えるから陽が射せば暖かく過ごせるのが常だけど、福岡の鉛色の空はちょっと重たい感じ。
 日本海の気候が北部九州は幅を利かせて、よくお客様から「転勤してきたけど博多は関東より寒いかもしれないね。関東は風強い時あるけど空は晴れてるよ」と聞くことが多い。
 夜明けと言えば、以前オーストラリアに行くとき1万メートルの機上から見た夜明けが今まで一番綺麗だった。ちょうどその時は、左側の窓側に座っていたので真っ黒い闇が濃い群青色の線として段々と浮かび上がり、それがグラデーションとして次第に色がオレンジから白になりながら太陽の日差しが窓一面に強烈に射して暖かさを体で感じることができる、感動の瞬間だった。地上で見る夜明けは日常に繰り返す光景だけど、場所が変われば日常普通に感じることがまた違ってくる一面。