日和山公園

mantaWritten by

20141112kanban



 所用で宮城県に。
一年四ヶ月前に起きた、東日本大震災の最前線だった石巻市へと向かう。三陸道は、まだまだ復興の工事車両が多く走り、現地に近づくにつれ周囲の光景が次第に変わって行くのがわかる。
 石巻は、震災で大きく被害を受けた港町の一つ。街の入口は、まだ波の破壊力を見る事はできなかったが、一歩海岸近くに行くと、その街の変わり様に言葉を失う。何と例えればいいか、爆発的な破壊を受けたとしか、表現出来ない光景だった。
 日和山公園の神社の境内で二色餅の女将さんと話をすることが出来た。この日和山公園は、石巻の高台にあり津波を逃れた人々が着の身着のままで難を逃れた場所である。二色餅さんは、百年近く石巻の港町で和菓子の老舗を経営されているが、今回の震災で津波で破壊され、店内には、津波に流された漁船が三漕も入り込み、歴史ある老舗の姿は、消え去った。
 しかし、老舗の味が消えたわけではなく、時折、この高台の神社の境内で、以前の味わいのお餅を販売されている。ずんだ餅も頂いたが、やはり名物だけにあり、控え目な甘さと豆の味わいが、東北の風景を呼び起こすようだ。
 街は、まだまだ復興の途にあるが、必ずやこの東北の風景は、戻ってくる。
鹿児島黒豚しゃぶしゃぶ 万太