忘れ物

mantaWritten by

20141112kanban



 テレビで忘れる内容により、笑えるものそうでないものの特集が放送されていた。

何かを取りに行った時、突然何だったっけとなってみたり、あ〜、えーっとと人の名前がなかなか出て来ないなどは、笑えるものだが、家がわからなくなった、自分自身の名前が言えない等は、治療が必要な部類。
 しかし、私の知り合いは、こんな笑えるレベルの「忘れる」ではなかった。聞いた私自身も、開いた口が塞がらなかった。

彼は、営業マンで車で県外によく出張していたが、場所によっては、列車も使う場合もある、普通の出張のパターンだった。その、笑えない出来事は、彼が車で県外に出張に行った時に起こった。
 順調に仕事も終わり社に帰り着き翌日会社に出社した時に、自分の営業車が無いことに気付いた。ありえない事に、彼は営業車で出張に行き無事仕事も終わって、ホッとしたかどうかは知らないが、彼は車であることを忘れて列車で帰ってきてしまい、何も気付かないまま帰宅して翌日社に来て車を忘れた事に気付いた。
 忘れるというのでは、長嶋茂雄監督が、試合に息子の一茂氏を連れていったはいいが、帰りは息子を忘れて帰ってきた話を聞いた事がある。人間は、忘れる事で脳の引き出しを整理してストレスをなくすらしいが、忘れるのがちょっと早過ぎないかな?

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