正念場

mantaWritten by

20141112kanban

 畜産王国宮崎の大黒柱が崩壊の危機。
宮崎県家畜改良事業団の種牛などが口蹄疫に罹患した疑いの牛があると判断され、遂にここも処分の対象になった。事前に緊急避難した種牛も、処分される恐れが残っている。この事業団は、数々の賞歴がある宮崎牛を産み出した、宮崎県畜産の根幹部分だけに大変な事である。九州宮崎の畜産は、ここで大きな正念場を迎えてしまった。殺処分や保証金の一時的な行動だけでは解決できない、将来の畜産業界に大きく影を落とし県や街の産業の灯りが消えてしまう。ただでさえ地方は、税収不足、少子高齢化に産業の衰退や就職難問題など多くの問題を抱えている。ここにきて、この問題はあまりにも過酷過ぎる状況になりつつある。
 口蹄疫は、自然界のウイルスによる病気ではあるが、ここまで拡がった事に対岸の火事として見る者がおれば、大変な間違いである。ウイルスは、何時どのような形で侵入するかわからないものであり、ウィルスは、今すぐそこにやって来ているかもしれない。日本の畜産業界が一体となってこの艱難辛苦に立ち向かわなければ、日本の畜産全体は危機的状況に陥ってしまう。
鹿児島黒豚 万太