福引きの光景

mantaWritten by

20141112kanban

 昨日の博多十日恵比寿神社で見かけた光景。

福引きに並んでいたおばあちゃんが、福引き台の上いる神社の職員に何か必死に訴えている。近くに並んでいた私も思わず気にかかったやり取りの一コマ。

 「あんたくさ、今年も福引き引いたとばってんがくさ、今年当たっとった景品と去年引いた景品が一緒たい。」

 「それでくさ、この景品ば他の景品に変えてもらえんやろか?」

職員は、困りかねた顔をして、「おばあちゃん、この福引きは縁起物ですたい。だけん、すんまっせんばってんが、変えるこつはでけんとです。」

それでも、おばあちゃんは「ばってん、同じとは二つ要らんとよ。変えてもろて」と、全く譲らない。

次第に段々と注目の目が集まりはじめても膠着状態は暫く続いていたが、根負けしたおばあちゃんは、失意のもと帰って行った。

何となく複雑な心境だったが、何せ福引きですから。アレくれコレくれと言ってたら、全くきりがない話になる。

 おばあちゃんは、きっと心に秘めた景品をゲットしたかったに違いないが、実は私も同じ経験がありまして、そういう時は、二回引くしかないのです。気持ちはわかります。そういう時は、二回引いて一発逆転を狙うか、来年にリベンジを賭けてチャレンジするか。おばあちゃんの来年の健闘を祈ります。

鹿児島黒豚 万太