カラスの行水

mantaWritten by

20141112kanban

 万太の近くには、樋井川という川が流れています。背振山系を源に福岡Yahoo!ドームの直ぐ先の博多湾に注ぐ川で、これといって特筆するものはないものの、地元住民にとっては、憩いの場になっています。

 先日、河畔を散歩していると、カラス御一行様の行水を見物する事が出来ました。カラスは、なかなか賢い鳥で物を道具として活用出来る頭脳を持つ。その御一行様は、川に降り立つと好き勝手に行水を始めましたが、私は気付いた。行水を上手く利用出来る器用なカラスと、行水すらままならない鈍臭いカラスがいることを。

 器用なカラスは、水中にドーンと頭を突っ込んで素潜りをするように、体全体でバシャバシャと洗い、羽を水中で拡げながら隠れた隅々まで手入れをしています。しかし、鈍臭いカラスは、頭をパサパサと水中に入れる位で、体全体を洗うというより水をかけるだけの状況になっていて、申し訳程度の行水。そして、カラスの行水とは、一回きりのあっさりしたものかと思っていたら、器用なカラス達は、一度行水がすんだら川岸に上がり、暫く経つとまた川に入り先程の行水を繰り返す。カラスの行水の例えは、人が何時どこを洗ったのかわからない位の短い入浴を指すけれど、この器用なカラス達は、サウナに何回も出たり入ったりするオジ様達と見事なくらいにそっくりなんです。川は、カラスにとって露天風呂かサウナと同じ?

鹿児島黒豚 万太