悲しい桜の木

mantaWritten by

20141112kanban

 ショックだった。
長年、近所に昔からある桜並木の片方4-5本が根元からバッサリと切り取られているではないか!九州大学の旧六本松キャンパスの直ぐ近くにあり、通勤通学の通り道として庶民の憩いの場として、桜咲く春は薄ピンク色の美しい桜の花が、左右からアーチ状に人々の心を和ませてくれて、また人も桜の木に対して愛情を持って接していたと思う。その桜の木がなくなってしまった。もしかして、樹木医でも治せない病気だったかもしれない。しかし、切り取られた切り株の部分を見るとまだ元気な木だったような形跡がある。ましてや、いきなり全部が病気で枯れるとは考えにくい。
 桜の花だけに限らず、新芽が出て年輪を重ね花を咲かせるには、それ相当の長い時間がかかる。桜の花は、日本人の心の原風景でもある。歌を詠み、花の風情に心を輝かせるひと時の時間は、人間にとって貴重な時間。
 切った行政の方、せめてもの願い。切り株の横に、その理由を簡単にでも良いので記して欲しい。今日は、切なく、とても寂しい。先日の大雨で、改めて自然は、人間に対して自然への畏敬の念を教えてくれた。日々の自然に感謝し、花を愛でる心を育てていくのは、私たち人間しかいない。後世に美しい自然を残すのは、私たちの責務と思うのですが。
鹿児島黒豚 万太