真夜中の太陽

mantaWritten by

20141112kanban



 深夜の帰宅時、ふと見上げると歩道に咲く大きな太陽。

真夜中ということもあり、この太陽は、誰かを待つようにひとり寂しく咲いていた。こんな太陽の独り言が聞こえてきそうだ。「俺さ、昼間ずっともう一人の太陽を待ってんだけど、全然会えないんだよな。俺もいつまで此処で待てるか自信ないよ」と。

横に建つガソリンスタンドの煌々と輝く照明が、この太陽の寂しさを少しでも紛らわしているようだ。黄色い太陽は、真昼がお似合いなんだが。黄色い太陽よ、もう少しの辛抱だ。

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